小児科医の「私が「離乳食」を作らない理由」という記事を読んで思ったこと。

幻冬舎GOLD ONLINEでこんな記事を発見。
詳しい内容は↑の記事を読んでいただければわかるけど、要点をまとめると
- 離乳食つくるのはつらいしめんどくさい。ストレスMAX。
- アメリカをはじめ欧米諸国では市販離乳食あげてる。
- 手づくり離乳食にこだわってるのなんて日本だけやで。
- 小児科医である私も手づくり離乳食やめたわよ。
- つらくて苦しいならさっさと市販離乳食に切り替えてストレスから解放されましょう。
ママもハッピーなら赤ちゃんもハッピーよ。
まぁ、そりゃそうだろう。
手づくり離乳食にこだわってストレス抱えるくらいなら、さっさと市販離乳食に切り替えたほうがいい。
漫画家の西原理恵子さんも「子育てで私が1番腹が立ったのは食育。最初にやめたのは、手作りの離乳食ですね。うどんと豆腐と餃子の中身とコロッケの中身とバナナでしのぎましたよ。」って言ってるし。
わたし自身はオージャス問題にこだわって離乳食を自分でつくってるけどさ。
これで「あぁ離乳食つくるのつらい。苦しい。大変。自分の時間が取れない涙」
なんて感じてたら、さくっと手づくり離乳食なんかやめますわ。
今のところは特別大変ともつらいとも思ってないので手づくり離乳食を続けてるけど。。。
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離乳食つくらない宣言って、極論すぎませんか?
冒頭の記事に話を戻しますが。
この記事のなかでひとつ引っかかる点は、「手づくり離乳食も市販離乳食も同じだよ」って言うのでなく、「手づくり離乳食より市販離乳食の方がいい!」と推してる点かな。
さぁあなたも「離乳食つくらない宣言」してみませんか?
なーんて言葉で締めくくってるけど。
そんな宣言したらよけいにストレス溜まるっつうの。
なぜ自分で勝手にルールつくって宣言してそれに縛られてストレス溜め込まなきゃいけないのだ。
つらいなら作らなきゃいいし、別に面倒じゃないなら作ればいいし。
こんなことが記事に書いてあるんですよ↓
離乳食作りから解放されれば、ママの笑顔が増えます。
ママの笑顔が増えれば、子どもはもっと笑うようになり、夜もよく眠るようになります。栄養面で不足していたものが満たされ、情緒が安定すれば、元気で賢い子が育ちます。
最初のスタートがうまく切れると、その後の育児はよりスムーズに進みます。
もうよいことづくしです。
なぜ根拠の薄い極論に走るのだ。医者なのに。(汗)
人間はすべて食べたものでできているの!You are what you eat!!
なんて声高に叫ぶオーガニック信者と同じやないかい。
市販離乳食のほんとうのデメリットとは
このお医者さんに限らず、「つらいなら市販離乳食をあげて楽しましょう!」という声はたまに耳にする。
でもね、市販離乳食ってコスパ悪くないですか?笑
めっちゃくちゃ高い!無理!
っていう値段ではもちろんないけれど、
「これ、自分で作ったらどんだけ値段抑えられるか…」
と考えて躊躇してしまう。
普段は手づくりして、どうしてもめんどくさい時とかお出かけの時に市販離乳食併用するのがいいと思う(個人的な考えです)。
ストレスを溜めない秘訣は、市販離乳食をつかうことじゃなくて、「◯◯しなきゃ。◯◯じゃなきゃだめだ」っていう極端なこだわりから解放されることじゃないですかね。