認可外保育園の方が安くなる事も!?認可との違いやメリット・デメリットまとめてみました。

先日、市役所で保活(保育園探し)の件で相談してきた話を書いたのだが。
ここで相談して初めてわかったこと。
それは、決して認可保育園が認可外保育園より保育料が安いわけではないということ。
いや、むしろ場合によっては認可保育園のほうが高くなるぞ。
今回は認可外保育園のほうが保育料安くなるケースについてや、認可保育園と比較したときのメリット、デメリットについてざっくり書いちゃいますっ
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認可保育園と認可外保育園の違い
まずここが理解できていないと今回の記事の趣旨もよくわからないと思うので。
さらっと認可保育園と認可外保育園の違いについて書いておきます。
そんなの知ってるよ!って方は読み飛ばしてね。
まず認可保育園というのは、厚生労働省が定めた基準をパスしててかつそれが認定された保育所のこと。
職員は0歳児3人につき1人置きましょうとか、面積は子ども1人につき何平方メートルとか、そういうやつ。
認可保育園は公立もあれば私立もあり。でも保育料は住んでいる自治体(市町村)が収入に応じて徴収するので、どこに入所しても料金は同じ。
一方、認可外保育園は、厚生労働省が定めた基準をクリアしていないか、あるいはクリアはしているけどあえて認可を得ていないパターンの保育所。
料金は施設によって異なるけど、同じ施設の入所者はみな一律の値段。
都心部などで規定以上の面積を確保できなかった施設などが多いようです。
認可外保育園のほうが安くなるケースとは!?
ここからが本題。
認可外保育園の方が認可保育園より保育料安くなるケース。
まず1つ目。収入が一定レベルを超えてる世帯は認可外の方が安くなる確率が高くなる。
もちろん認可外保育園は施設によって保育料が異なるので一概には言えないのだが。
自治体に申請して入所する認可保育園の場合、住民税の世帯ごとの課税額に応じてその保育料が変わってくる。
住民税は収入に応じて値段が変わるので、つまり収入が多い世帯ほど保育料も高い、というわけ。
たとえば、さいたま市の場合は住民税の額が年間169,000 円以上 301,000 円未満の場合、3歳未満児を預けるのは5万5千円。だいたい世帯年収600万ちょっとだと、住民税(所得割額)が年間169,000 円ほどになるらしい。
ざっと認可外保育園の保育料をみてみると、月額平均5万〜6万円のラインが多いので、無理に認可保育園に預けなくても保育料は変わらないかもしれない。
さらに、住んでいる場所によっては認可外保育園に預けたときに保育料軽減事業として自治体が補助金を出してくれる場合がある。
ちなみに、わたしの住んでいるさいたま市では、月16日以上64時間以上働く場合は上限2万の補助金が出る。
子どもが多いとかひとり親とか収入が十分に得られていないとかいった特別な事情がない限りは、もう認可外保育園に入れても同額かむしろ安くなるくらいかも。
認可外保育園のメリット
認可外保育園のメリット。
それはやはり、申し込み手続きが楽というところが大きい。
認可保育園に入るには、夫と自分の職場から就労証明書を発行してもらったり締め切りまでにあの書類出してこれやって。。。。となっかなか時間も労力もかかるもの。
それなのに落ちてどこにも入れなかった日にはやるせなさマックスになること間違いない。
一方、認可外保育園は園との直接契約なので、就労証明書を出す必要もないし、入れたのか落ちたのかどうかも比較的すぐにわかる。
さらに自分が住んでる場所以外の施設でも入ることができる。
あと施設によっては独特のメソッドやカリキュラムで独自色を出してるところもメリットになるかも。
認可外保育園のデメリット
認可外保育園はマンションや小さなビルの一室という場合もある。
また、職員さんの数や質にもばらつきがあるし、職員の入れ替わりが激しい認可外保育所もあるんだとか。
この不確実な感じがデメリット。
というわけで、絶対に入所申し込み前の見学必須。
ちゃんと自分の目でポイントを押さえて場所や人を見ておくべき。
もちろん、施設内が狭くても外にお散歩に連れて行ってくれるだろうけど、園庭があって安全に遊べる施設のほうがいいよなー。安全面でも。
まとめ
認可外保育園は保育料が高いというのは思い込み!
世帯の住民税課税額による認可保育園の保育料と、認可外保育園に入れた場合には住んでいる自治体から補助金が出るかどうかの2点をまず確認してから判断しよう。