小児科医の「私が「離乳食」を作らない理由」という記事を読んで思ったこと。

離乳食

幻冬舎GOLD ONLINEでこんな記事を発見。

小児科医で2児の母…私が「離乳食」を作らない理由

詳しい内容は↑の記事を読んでいただければわかるけど、要点をまとめると

  • 離乳食つくるのはつらいしめんどくさい。ストレスMAX。
  • アメリカをはじめ欧米諸国では市販離乳食あげてる。
  • 手づくり離乳食にこだわってるのなんて日本だけやで。
  • 小児科医である私も手づくり離乳食やめたわよ。
  • つらくて苦しいならさっさと市販離乳食に切り替えてストレスから解放されましょう。
    ママもハッピーなら赤ちゃんもハッピーよ。

まぁ、そりゃそうだろう。

手づくり離乳食にこだわってストレス抱えるくらいなら、さっさと市販離乳食に切り替えたほうがいい。

漫画家の西原理恵子さんも「子育てで私が1番腹が立ったのは食育。最初にやめたのは、手作りの離乳食ですね。うどんと豆腐と餃子の中身とコロッケの中身とバナナでしのぎましたよ。」って言ってるし。

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/08/08/review-column/”]

わたし自身はオージャス問題にこだわって離乳食を自分でつくってるけどさ。

[kanren url=”https://bethemoon.info/2019/02/21/ojas-ayurveda-baby-food/”]

これで「あぁ離乳食つくるのつらい。苦しい。大変。自分の時間が取れない涙」

なんて感じてたら、さくっと手づくり離乳食なんかやめますわ。

今のところは特別大変ともつらいとも思ってないので手づくり離乳食を続けてるけど。。。

離乳食つくらない宣言って、極論すぎませんか?

冒頭の記事に話を戻しますが。

この記事のなかでひとつ引っかかる点は、「手づくり離乳食も市販離乳食も同じだよ」って言うのでなく、「手づくり離乳食より市販離乳食の方がいい!」と推してる点かな。

さぁあなたも「離乳食つくらない宣言」してみませんか?

なーんて言葉で締めくくってるけど。

そんな宣言したらよけいにストレス溜まるっつうの。

なぜ自分で勝手にルールつくって宣言してそれに縛られてストレス溜め込まなきゃいけないのだ。

つらいなら作らなきゃいいし、別に面倒じゃないなら作ればいいし。

こんなことが記事に書いてあるんですよ↓

離乳食作りから解放されれば、ママの笑顔が増えます。

ママの笑顔が増えれば、子どもはもっと笑うようになり、夜もよく眠るようになります。栄養面で不足していたものが満たされ、情緒が安定すれば、元気で賢い子が育ちます。

最初のスタートがうまく切れると、その後の育児はよりスムーズに進みます。

もうよいことづくしです。

なぜ根拠の薄い極論に走るのだ。医者なのに。(汗)

人間はすべて食べたものでできているの!You are what you eat!!

なんて声高に叫ぶオーガニック信者と同じやないかい。

市販離乳食のほんとうのデメリットとは

このお医者さんに限らず、「つらいなら市販離乳食をあげて楽しましょう!」という声はたまに耳にする。

でもね、市販離乳食ってコスパ悪くないですか?

めっちゃくちゃ高い!無理!

っていう値段ではもちろんないけれど、

「これ、自分で作ったらどんだけ値段抑えられるか…」

と考えて躊躇してしまう。

普段は手づくりして、どうしてもめんどくさい時とかお出かけの時に市販離乳食併用するのがいいと思う(個人的な考えです)。

ストレスを溜めない秘訣は、市販離乳食をつかうことじゃなくて、「◯◯しなきゃ。◯◯じゃなきゃだめだ」っていう極端なこだわりから解放されることじゃないですかね。

かんたん☆ねんねトレーニングBOOKで寝かしつけのコツをマスター!ねんトレ成功してます!

ねんねトレーニング

初期の子育てにおいて、もっともママの頭を悩ませる壁のひとつが「こどもの寝かしつけ」であろう。

中には特に苦労しなくてもスヤスヤぐっすり朝まで眠ってくれる子もいるみたいだけど...。

もうすぐ生後5ヶ月の我が子も、寝かしつけにはそりゃ苦労した。

スリング(抱っこ紐)で抱っこして寝かしつける→フトンにおろす→背中スイッチ発動→すぐ泣く→スリング(抱っこ紐)で寝かしつける→フトンにおろす→よし寝たぞ!と思って自分も布団にはいる→10分後に泣き出す→スリング(抱っこ紐)で寝かしつける….

といったような寝かしつけ無限ループを2〜3時間繰り返すこともしょっちゅうあった。

しかし、そんな苦難の寝かしつけの日々も、ねんねトレーニング(略してねんトレ)のおかげでトンネルを抜けられそうな段階に来ている!!

私が行っているのは、ほぼ自己流ねんねトレーニングですが、こちらの本「赤ちゃんが夜早く、長く眠るかんたん☆ねんねトレーニングBOOK」の考え方を参考に実行しています。

今回は、私が実行しているねんねトレーニングの経過やねんねトレーニングBOOKに学ぶ寝かしつけのコツについてご紹介します☆

赤ちゃんのねんねトレーニングをはじめたきっかけ

生後4ヶ月を過ぎたころのある夜。

いつものようにスリングに入れて抱っこで寝る→布団におろす→即座に泣き出す、といった寝かしつけ無限ループと格闘していた夜。

ええええええい。もういいや。泣き声気にせず寝てしまえっ。

と、ギャン泣きしている我が子を布団におろし毛布をかけ、その横で一緒の布団に入り目を閉じてじっとしていた。

泣いている。すぐ耳元で、もんのすごい泣いている。しかし、こっちも粘って必死に寝たフリ。

...10分位たった頃だろうか。

泣き声がう…う….と次第に途切れがちになり。

気がつけば布団の上で我が子はスヤスヤ寝ていた!!!

抱っこしなくても布団の上で自然と寝てくれる、ということに気づいた瞬間。

それ以来、ほぼ毎日のように寝る前はギャン泣きしてるけど、そのまま布団において寝かせるようにしている。

眠りにはいってすぐ、数十分後に起きてまた泣き出すこともあるけど、そのときも抱っこはせずにそのまま。

泣いている時間は最大で10分くらいかな。

だいたい9時半〜10時くらいに授乳し、そのまま布団の上におろし就寝。

2時頃と5時頃に起きて授乳するものの、そのときは飲んだらすぐにパタッと寝てくれる。

そしてぱっちり覚醒する時間はだいたい8時頃、というのが最近の夜の睡眠状況。

夜中に泣き続けたり、何しても泣き止まない!涙。なんてことは、今はない。(また成長過程でそういう時期が出てくるかもしれませんが...)

かんたん☆ねんねトレーニングBOOKに学ぶ寝かしつけのコツ

赤ちゃんが夜早く、長く眠るかんたん☆ねんねトレーニングBOOK」による寝かしつけ最大のコツ。

それは、赤ちゃんが眠りにつく瞬間と軽く目が覚める瞬間の状況を同じにしてあげること。

赤ちゃんというのは基本的に眠りが浅いらしい。

浅い眠りをレム睡眠、深い眠りをノンレム睡眠と呼ぶ。大人のレム睡眠は全体の眠りのおよそ20%、しかし1歳半くらいまでの赤ちゃんは眠っている時間の半分はレム睡眠の状態で、しかもそのサイクルが極めて断続的なのだとか。

よく、うちの子は朝までぐっすり寝てくれるの〜♡なんてラッキーなママがいますが。

この場合も、朝まで赤ちゃんが1度も目を覚まさずにいるわけではなく、目は覚ますけどスッと自力で自然と次の眠りに入るのが得意な赤ちゃん、というだけらしい。

夜泣きはこの赤ちゃんが目を軽く覚ました時に、不安や恐怖を覚えるから泣き出すというのが原因なのだとか。

ママの抱っこで寝ていたはずなのに、目を覚ましたら「あれ!?ここはどこ!?」状態に陥りギャーッと泣き出す、といったような感じでしょうか。

そんな理由から、夜泣き対策に効果的なのは寝入る時と目を覚ましたときの状況を同じにしてあげること。つまり、布団の上においた状態で寝かしつけることなのだそう。

といっても、自力で寝るのが苦手な子は、布団の上で何時間でも泣き続けるでしょう。

泣いている内に神経が昂ぶりさらにギャン泣きの無限ループにはいることも!

その場合は、抱っこして寝かしつけの際に、完全に眠りに落ちてから布団におろすのではなく、ウトウトして眠りに入りそうな段階で布団に下ろす、という方法でトレーニングをすると良いそう。

他にも「赤ちゃんが夜早く、長く眠るかんたん☆ねんねトレーニングBOOK」には、パパと2人きりにして寝かしつけるスピードねんトレや、2歳前後で再発する夜泣きや癇癪に効く東洋医学的なアプローチも紹介されているので、興味のある方は参考にしてみてくださいね☆

ねんねトレーニングはいつから始める?注意点は?

抱っこで寝かしつけ→布団に下ろす→すぐ泣き出す、といったような無限寝かしつけループに悩んでいるかたは、ぜひ一度「泣いててもそのまま様子みて寝かせておく」という方法も試してみてください。

ただし、生後3ヶ月くらいまでは、自力で眠れずベッドの上で何時間でも泣き続けたりすることも。

特に新生児の時期は昼夜の区別がついていないため、ねんねトレーニングを無理にすすめなくてもいい気がする(あくまで個人的な意見です)。

その場合は10分とか20分とか、ねんトレにあてる時間を決めて実践してみてもいいかも。時間内に眠りにつかなかったら今日は抱っこで寝かしつけに切り替える!みたいな。

無理せずゆるく、ねんトレ実践していきましょう〜。

カリスマ助産師トコちゃん先生の赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本を読んで実践してみた。【書評】

赤ちゃん ぐっすり

子どもを産んでからずっと、自分のなかの課題は「いかに睡眠時間を確保するか」。

人間の三大欲求は食欲・性欲・睡眠欲だというが、平均1時間のコマ切れ睡眠を繰り返していた産後1ヶ月くらい、わたしのなかの欲望グラフは90%睡眠欲が占めていた。

ねむい!ねむい!とにかく眠い!寝たい!10時間くらいぶっ通しで死んだように眠り続けたい!!!

睡眠欲 産後

そんな睡眠欲に支配された状態だと、どうも「赤ちゃんがぐっすり眠る」というキーワードに敏感に反応してしまう。

赤ちゃんがぐっすり眠る音楽を流すアプリをダウンロードしてみたり(あまり効果なし)、寝かしつけ専用アロマだの、おやすみ前のぐずつく赤ちゃんに、という謳い文句の赤ちゃん用ボディソープを買おうかどうしようか悩んだり(けっきょく買わなかった)。

そんな私が思わずタイトルに惹かれて購入してしまったのが、「カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」。

はたしてこの本「カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」に書いてあることを実践すれば本当に赤ちゃんはぐっすり眠るのか!?正直レビューをお届けします。

カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本の内容とは!?

カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」。は、有名な骨盤矯正ベルトトコちゃんベルトを開発した助産師、渡部信子さんによる育児本。

この本による、赤ちゃんが泣き止みぐっすり眠る極意はズバリ「まんまる子育て」。

ママのおなかのなかにいた時の赤ちゃんは、キュッと丸まってますよね。

その丸いCカーブの背中を保つ姿勢が、生まれた後の赤ちゃんも一番落ち着く姿勢なんだとか。

まんまる抱っこ
画像引用:「カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本

というわけで、いかに赤ちゃんの背中をまんまるのCカーブに保つか、抱っこの仕方や泣き止ませ方などの解説が書かれているのがこちらのカリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本なのです。

 

赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本、効果があったもの、なかったもの。

カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本で、実際に効果があった方法となかった方法についてご紹介。(あくまで、うちの子に試した結果です)

1.まんまる抱っこ

まずは子育ての基本中の基本。抱っこの方法。

まんまる抱っこ
画像引用:「カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本

両腕ですっぽり赤ちゃんのおしりが収まるような輪をつくり、背中を丸いまま抱っこする方法。まんまる抱っこと呼ばれてます。

これはなかなか効果あり。腕のなかで赤ちゃんが安定してくれるような感じ。

ただし。

生後2ヶ月目にはいった我が子には、まんまる抱っこ効果が薄れてきました...。

今はまんまる抱っこじゃなくて縦抱っことか、片手でお尻を支えてあげるような抱っこのほうが好きかな。本のなかには、「首に負担がかかるので首すわり前の縦抱っこは厳禁!」と書いてあるんですけどね(汗)

まんまる抱っこが効果を発揮するのは新生児から生後1ヶ月くらいまでかも(個人差はあるとと思いますが。)

2.スリング

スリングと呼ばれる抱っこ紐。これは絶大な効果を発揮しました。

こういう↓抱っこ紐で、新生児から2歳位までいろんな抱っこの方法で活用できるやつです。

生後2ヶ月の今でもスリングさまさま。

寝かしつけは、スリングにいれて抱っこして、寝たらスリングを外さずそのまま布団の上に置いちゃいます。

こうやって文章を書いているときも、スリングに入れて抱えたまま書いてます。布団に寝かせるとすぐに起きちゃうけど、スリングに入れて抱っこしてればずっとぐっすり寝ててくれるので...。

私自身はベッタ というブランドのキャリーミー! プラス というスリングをつかってます。

そのうちこのベッタのキャリーミー! プラス の使用レビューもくわしく書きたいなと思います。

実家から自宅にもどってきて、ワンオペ育児中のわたし(夫はほとんど何もやらないので)。このスリングがなければマトモに生活できません!涙

3.おひなまき

子どもが生まれたばかりのころ、どうやって泣き止ませるのか、どうやって寝かしつけるのかを検索していると、必ず出てくる方法が「おひなまき」でした。

おくるみ(布)でギュッと赤ちゃんをくるんで結んでまんまるの状態にしてあげる方法。

おひなまき
画像引用:「カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本

「おひなまき」しておけば泣き止む。ぐっすり眠る。

そう書いているネットの声も多かったし、この「カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」でも「おひなまき」をとにかく推奨しているんですけど。

...わたしの方法が悪いのか。何度「おひなまき」試しても全然巻かれねえ(涙)

モゾモゾと居心地悪そうにしながら抜け出してしまいます。

「おひなまき」できなくても、足をあぐらの状態にして持ち上げて、バスタオルでギュっと包んであげるのはできていたし何となく落ち着いてたので(生まれた時の病院ではそうしてた)、嫌がる場合は無理に「おひなまき」しなくてもいいかもしれないですね。

本によると、早い子は4ヶ月くらいで「おひなまき」も嫌がるらしい。

4.まんまるねんね(寝床)

日本の農村では、昔は嬰児籠(いじこ)という丸いカゴのなかに寝かせていたのだとか。

丸いカゴのなかで赤ちゃんはぐっすり眠り、ママは農作業に専念できていたと。

というわけで、私も本のなかで紹介されていた授乳クッションとバスタオルでつくる「まんまる寝床」に赤ちゃんを寝かせるようにしてました。

効果はまずまず、かな?

生後1ヶ月くらいのときは、そんな「まんまる寝床」でもよかったんだけど、生後2ヶ月になった今は普通にそのまま布団に寝かせたほうが居心地良さそう。起きたときに足を動かして運動もするし。

カリスマ助産師トコちゃん先生の赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本の感想まとめ

カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」は、個人的には新生児から1ヶ月くらいまでの赤ちゃんに使える内容かなぁと思います。

寝返りの練習方法やママのための体操なども紹介されてはいますが。

あと、「赤ちゃんはまんまるにしておけば泣かない!」みたいな断定的な表現も、ちょっと極端じゃないかなぁと思ったけど。よく泣く赤ちゃんもいれば、泣かずにぐっすり寝てるおとなしい赤ちゃんもいるし、よく寝るかどうかは赤ちゃんの個性にもよりますよね。

カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本」は、妊娠中や産後すぐに読むならオススメの本です!

苫米地式・おなかの子をバイリンガルに育てるための秘訣とは!?【胎教】

バイリンガル 苫米地 胎教

先日、TOKYO MXテレビのバラいろダンディという番組で、認知科学者の苫米地英人(とまべちひでと)さんが胎教について語ってました。

苫米地さん自体は、何やってるんだかよくわからないけど、やたらと世の中の裏事情に詳しい謎のオッサンとしか認識してなかったのですが...(汗)

番組内で語ってた胎教の内容に関しては「なるほど!」と思える部分があったのでここでシェアしたいと思います!

苫米地英人さんが推奨するバイリンガルの育て方

自分が苦労した分、子どもには小さい頃から英語に触れさせてバイリンガルに育てたい!!

という気もちが強くあります。

おなかにいる赤ちゃんはすでに6ヶ月頃には聴力が発達し外の音が聞こえているとのことで。

英語の音楽や映画の音声を聴かせたり、たまに英語で話しかけたりしてるのですが。

これは正しいバイリンガルを育てる胎教の方法のひとつのようです。

苫米地さんによると、英語に限らずいろんな国の言葉を聴かせて様々な種類の“音”を聴かせることで、赤ちゃんの音を識別する聴力が発達し多言語習得する能力が伸びるのだとか。

たしかに。

日本語だけだとLとRの区別がつかないとか、聞き分けられる音の数が限られますもんね。

というわけで、さっそく旦那にはチベット語とヒンディー語で積極的におなかの赤ちゃんに話しかけるように指導しました!

チベット語はとくに音の種類がヤバいんですよ。「ツァ」だの「チュ」だのといった音だけで数種類ある気がする...。もう私にはすべて同じ音に聴こえるのだが。

ヒンディー語だって、わたしもインドにいるときに勉強したのに、区別できない音だらけ。涙。

さらに。胎教に効く音楽は「和音」がポイントだそうです。

やっぱりモーツァルトなどのクラシックはいいのかも。

苫米地さんが作成したFunctional Sound(tm) City Life 4(都市生活をエンジョイする4)という音源が胎教にいいと自分でアピールしてました。

たしかにこの音楽を流し始めるとおなかの赤ちゃんが反応し始める...。

もう予定日まで残り20日を切りましたが、胎教ラストスパートかけたいと思います!!

妊婦の飲酒に子どもと夜遊び。ところ変われば常識も変わる世界の妊娠・出産・子育て事情。

妊娠 子育て 出産 飲酒

どうしてこうも、妊娠や出産、子育てにまつわるルールが山ほどあるんだろう。

と、妊娠前から思っていた。

アレをするな。コレを食べるな。

芸能人が妊娠中にローストビーフを食べた写真をSNSにあげたら叩かれ、子育てでは手作り離乳食をブログにあげれば「そんなに種類いらない」と叩かれ。

でも、どんな環境下にあっても世界中で子どもは日々生まれ育っているわけで。(病気や死産率は違うだろうけど)

そんなにガチガチにすべてのルール守る必要ある?むしろそのルールって万国共通のものじゃないよね?

と、モヤモヤしてた心を埋めてくれたのがこの本。

こんなにちがう! 世界の子育て

妊娠や出産、子育てにおいて常識だと思っていることも、他の国に行けばその常識がくつがえされるという実例をアメリカ人女性ジャーナリストのメイリン・ホプグッドさんがまとめた本です。

子どもと夜遊びするアルゼンチン人の子育て事情とは!?

アルゼンチンでは妊婦や子どもに対する周囲の関わり方がアメリカとは違うらしい。

妊婦はどこに行っても席を譲られ、列に並べば優先的に前にいれてもらえる。

子どもが公共の場でいくら駄々をこねても迷惑がられることはなく、高級レストランにだって子連れで行っても平気。どこでも子連れで出かけてしまう。

そして基本的に夕食の時間帯が遅く、11時以降になってようやくレストランが満席になるそうで。

大人は子どもをつれて深夜遅くまでパーティーに参加するのが普通の光景、時には朝まで続く結婚式などのイベントにも参加するらしい。(子どもが夜中まで起きているという部分以外は私が住んでいたインドの環境と同じ。とにかく子どもに寛容だし、基本的に夕食の時間が遅い。午前中から遊びに出かけることがあまりない。)

日本では夜中に子連れで居酒屋やファミレスにいると白い目で見られがちだけど、ところ変われば子育ての常識も変わるというのはこういうこと。

子どもの健康には良くないのかもしれないけれど、そうやってアルゼンチンの子どもはすくすく育っているのだから、ガチガチにルールに縛られなくてもいいのかもしれないですね...。

ちなみに、こんなにちがう! 世界の子育てによるとフランスでは妊婦がワインを飲むのは普通だそうですよ。

ベビーカーが子どもの運動能力を低下させる?

こんなにちがう! 世界の子育ての本に取り上げられている例で、「そりゃそうだよねえ」と納得したのは、「ケニア人はベビーカー使わない件」。

日本ではどこでも見かけるベビーカーだけど、ケニアでは道路状況も悪くベビーカーを使っているのはほとんど外国人なんだそうで。(実はこれもまたインドと同じです。都会ではたまにショッピングモールの中などでベビーカーを押している人を見かけるけど、地方に行くとベビーカーで外出している人なんて皆無。)

どんなに重い買い物をするときでも、ケニアのママは「レソ」と呼ばれる布で赤ちゃんをおんぶして出かける。

そのままの状態で家事もこなすらしい。

研究によると、ベビーカーに長時間寝かされたり座らされたりしているよりも、母親などが抱えて移動したほうが耳の奥にあるバランス感覚などを司る前庭系が刺激され、その後の運動能力に良い影響があらわれるのだとか。

ケニアの人はマラソンが得意なイメージがありますが。こういった赤ちゃんのころからの習慣も少なからず影響しているのかも?

将来の子供の運動能力を引き出すために、抱っこやおんぶでの移動も増やしたほうがいいのかもしれませんね。

こんなにちがう! 世界の子育てには他にも、生後6ヶ月から始まる中国人のトイレトレーニングの方法や、最強のイクメンであり自分の胸で擬似授乳するアカ族(アフリカの民族)のパパの話などもあり。

「日本人はどうして子供のケンカを止めないのか?」という章もありましたが、これは単純にその子の親から文句言われたくないからじゃね?と思っちゃった。

あと、「チベット人は妊婦の心を大事にする」という章もあったので笑ってしまった。(うちの旦那ちゃんはチベット人です)

なんだかすごく素敵で伝統的でスピリチュアルなことが書かれていたのですが、これはきっとチベット本土の伝統的な暮らしをしている人々のお話なのでしょう...。

こんなにちがう! 世界の子育ての本、なかなか興味深い内容ではあるけれども、その国のほんとうに一部の子どもや人々の姿や考えを切り取っただけなので、実情とはちょっとズレてる部分もあるかもしれない。

でも、ガチガチのルールに縛られて疲れ気味の妊婦さんやママは読んでみるとちょっとは気が楽になるかもしれない本です!

こだわりを手放せば楽になる。西原理恵子さんの頑張りすぎない子育てのススメ。

西原理恵子 育児

ワンオペ育児」という言葉が巷で流行っている。
※母親が1人で仕事、家事、育児の全てをこなさなければならない状態を指す言葉

一方で、妊娠・出産・子育て系の話になると、「あれをするべき」「これはするな、食べるな食べさせるな」などのマニュアルや神話ばかり。

そんなの全部守ってられないよね、なんて思ってたところ。AERAに漫画家の西原理恵子さんによるこんなインタビュー記事が。

卒母・西原理恵子の子育ての結論「母乳、食育は放棄。子どものためという呪縛から逃れて」

子どものためという呪縛がストレスになるならやめてしまおう

日本中のお母さんはワンオペだと思う。だってお父さんが会社を休ませてもらえないんだもん。それに、日本はものすごい母親を責め立てるから、日本のお母さんは辛いですよ。こうしなきゃいけないって圧力が強すぎる。

子育てで私が1番腹が立ったのは食育。最初にやめたのは、手作りの離乳食ですね。うどんと豆腐と餃子の中身とコロッケの中身とバナナでしのぎましたよ。ラーメンはお湯で麺をゆすいであげると、すんげー食べた(笑)。そういうことをマンガ(「毎日かあさん」)に描いたらみんなから「うれしいです」って声が届きました。
AERA dot.インタビュー記事より引用

ほんと、そうですね。

というか、ワンオペ育児の要因って、旦那さんが会社を休ませてもらえない云々でなく、子育てと同時平行で旦那の世話もしなきゃいけないってのが現状じゃないかな。(手のかからない旦那さんもいるかもしれないけど)

やること多すぎる。ルールも多すぎる。

メディアでは出産後の女優やモデル、アイドルが「完全母乳です!」だの、「手作り離乳食です!」だの、キラキラと素敵なできるママをアピールするし。世のなかのママたちは余計にそれが完璧にできない自分にストレスがたまるかも。

出産や子育てに関する雑誌とか読んでると、「いや、そんなん無理でしょ」「そこまで必要ないでしょ」ってツッコミたくて仕方なくなる。

理想やこだわりがストレスの原因になるなら、あきらめちゃっていいと思うなー。

世の中のママは頑張ってるかもしれないけど、私はできないから仕方ない。って。

世の中で推奨されてる妊娠中の食事も過ごし方も、私は全然守れてないしな(汗)

「透明なゆりかご」小さな産婦人科を訪れるワケあり妊婦たちの姿を描く漫画【NHKドラマ原作】

透明なゆりかご レビュー

産婦人科での妊婦健診の際、様々な妊婦さん達の姿をみてたまに思う。

ここに来ている妊婦さん達のなかにも、シングルマザーとか離婚調停中とか事実婚とか、そんないろいろワケありな女性もいるんだろうなぁ、と。

ちなみに、病院で助産師さんが見てた個人データの備考欄に、私の場合は「夫がチベット人。日本語はある程度理解できる」的な申し送り事項が書かれており。(わざと見ようと思ったわけではなくチラッとみえてしまったんですよ!)

こういう情報は共有しておかないと、緊急時に必要になりますしね(汗)

きっと他のワケあり妊婦さんたちの場合もこの備考欄に何かしら書かれているのでしょう。

そんな様々な事情を抱えてやってくる妊婦さんたちの実話を描いているのが、今回ご紹介する漫画「透明なゆりかご 」。

現在NHKで全10回のドラマシリーズ「透明なゆりかご」も毎週金曜夜10時から放映されてます。

妊娠・出産を取り巻くワケあり事情を描く漫画透明なゆりかご

透明なゆりかご 」は、作者の沖田x華(おきた ばっか)さんによる実話。
准看護学科に通う高校3年生だったころ、街の小さな産婦人科でアルバイトをしていた頃のお話を元に描かれています。

中絶の現場やその後処置の体験。さらに飛び込み出産してそのまま消えてしまう妊婦さんや、病院の前に紙袋に入れられて置き去りにされていた赤ちゃん、そして高校生で出産してしまった少女の話、などなど。妊娠と出産を取り巻くあらゆる「ワケあり事情」のおはなしです。

沖田x華(おきた ばっか)さんの漫画は、他の様々な作品もAmazonでKindle無料本として公開されてたので読んでるのですが。(自身のアスペルガー症候群の話や風俗嬢として働いていたころのお話など)

この「透明なゆりかご 」が1番内容が興味深いし面白いと思います!

新しい命が誕生する一方で、同じ場所で中絶によりシステマティックに取り出され消えていく命もあり。また「おめでとう」と祝福される出産もあれば、望まれない出産もあり。

ちょっと大げさかもしれないけど、「命って何?」って考えちゃいますよね。

透明なゆりかご 」は、そんなあらゆる種類の「命の誕生」を目の当たりにする現場での経験や感じたことを素直な視点で描いた漫画だと思います!

自然派ママのバイブル「幸せなお産が日本を変える」がまさかの衝撃的な内容だった件。

自然なお産

「自然なお産」信仰のもと、助産院での出産や自宅で自分たちだけで出産(プライベート出産)することを選ぶ方々がよくオススメしているこの本「「幸せなお産」が日本を変える

愛知県岡崎市の産院、吉村医院の医院長だった吉村正さんの著書。

自然なお産、幸せなお産をモットーに、医療介入のない昔ながらのお産を独自のメソッドを用いて提供している産院および医院長。

カンヌなどで数々の賞を受賞している映画監督、河瀨直美さんが、この吉村医院を取材・撮影し「玄牝(げんぴん)」というドキュメンタリー作品を発表したことでも有名になりました。

この吉村医院での自然なお産を望み、全国から妊婦さんが出産に訪れるのだとか。

わたし自身は「とにかく家からアクセスが良い場所で無事に健康に生まれてくればそれでいいや」くらいに思ってるので、近所の総合病院での出産を選びましたが。

お産にこだわりを持ってる自然派ママは、遠路はるばる自分が納得のいく出産をしに吉村医院までやってくるのでしょう。その気もちも理解はできる。

と思ってた。

この本「「幸せなお産」が日本を変える 」を読むまでは…。

自然派ママのバイブルの内容がアレだった件

「幸せなお産」が日本を変える 」、一言でざっくり言い表すならば、近年稀に見るトンデモ本です。

著者の吉村正さんの主張はこう。

・自然なお産こそ「真実のお産」。自然なお産を経験することで女は本当の「母親」になり、本当の「女」になる。

・ストレスなく自然に生まれた赤ちゃんは「いい顔」で生まれてくるし、その後の育ち方も人工的な出産で生まれてきた子よりも穏やかでのんびりしている。

・逆子でも“ほとんど”の場合、自然に産むことができる。現代は医者が金儲けしたいから陣痛促進剤や帝王切開で無理やり産ませるようになった。

・ゴロゴロ、パクパク、ビクビクが現代妊婦が難産を引き起こす原因。

吉村正さんは名古屋大学・医学部卒の立派なお医者さんなのですが、もうね、書いてあることは何の根拠もないわけですよ。

ひたすら吉村正さんのお産に対する哲学や主張が書かれているだけ。

帝王切開によるお産を散々否定した上で、

「もし逆子を帝王切開で産まざるを得なかった方がいたら許してください。私の意見はひとつの極論だと思って聞いてください。」

とフォローして書いてる箇所もあるので、自分の意見がぶっ飛んでいるという意識はあるみたいですけど…。

自然なお産によって女は本当の女になる!

幸せなお産によって赤ちゃんは顔つきが変わる!穏やかな子になる!

昔ながらの暮らしをすることで赤ちゃんはスルッと生まれてくる!

そんなトンデモ話や偏った主義主張を、あたかもそれが真理であるかのごとく断言するスタイル。

これはもうカリスマ教祖の絶対的な資質がありますわ。フォロワー(信者)が多いのもわかる。

吉村医院の自然なお産スタイルなら、逆子でも安全に産めるのか?

逆子の場合は死産、難産のリスクが高まるために、帝王切開での出産になることが多いです。

ただし吉村医院長によると、

「100年前のように肉体労働をしっかりして、食べものをほとんど和食にして、医者よりも神を信じる心の状態にして、自然に従った生活をしていれば、ほとんどの逆子は下からつるつるに生まれるようになりました」「幸せなお産」が日本を変える P49より引用

だそうで。

ここまで帝王切開や医療介入によるお産を断固否定し続けてきたのに。この「ほとんどの逆子は」という部分がちょっと逃げてる気がしてならない。

実際に女優の吉本多香美さんは2010年に吉村医院で出産を試みるものの、逆子の出産が思うように進まず、けっきょく病院に搬送されて陣痛促進剤を使って出産されたみたいです↓。

でも、本当にいろいろあったお産でした。15日の明け方2時半に破水とおしるしがあり、そのまま吉村医院へ、その後10分間隔くらいで陣痛があり、子宮口もほぼ前回でその日の昼間位には産まれているかもって感じでした、でも、そこからが本当に長い道のりでした。
子宮から逆子の赤ちゃんのお尻が指で触れる位の所にまで降りきたのですか、その後お産がいっこうに進まず、約36時間以上、陣痛を耐え抜きました。

でも結局最後の最後に赤ちゃんを産む陣痛の力が足りず、豊田記念病院に救急車で搬送され、その頃は4、5分間隔で陣痛があったのですが。陣痛促進剤を使い、経膣分娩で逆子を出産しました!吉本多香美さんのブログより引用

うん…。まぁ経膣分娩っていうから帝王切開ではないけど、吉村医院長が「「幸せなお産」が日本を変える 」で書いていることとは矛盾が生じてますよね(汗)

吉本多香美さん、10年以上前に代々木公園のアースデイでジャンベを叩いてる姿を見かけたけど、やはり自然派信仰の強い方だったのね。

医療の発展が死産件数を減らしたという意見についての反論

「昔は医者がいなくても子どもは生まれてたんだ。」という自然なお産信仰に対する反論でよくあるのが、「でも医療が発展したから死産件数も減ったんだよ」というもの。

吉村正医院長にも、もちろんこの意見をぶつけた方はいたようです。

吉村医院長の講演で「医学が進歩したからこそ周産期死亡率が下がったのでは?」という質問があったそうな。

「昔は1000人のうち40人の赤ちゃんが生まれる時に亡くなっていたけど、今は1000人のうち7人くらいしか死なない、それは医学の進歩のおかげだ」という意見だったみたいですね。

それに対する吉村医院長の反論がこちら↓

私は思わず「バカを言え!」と言ってしまいました。40人死ぬはずが7人に減ったとしても、そのことは幸せか?「幸せなお産」が日本を変えるP98より引用

…幸せ?

そりゃ生きてる方が死ぬより幸せじゃないんか?

幸せかどうかなんて個人の感覚でしかないんだから、他人が決められることじゃないでしょ。

「いっぱい管につないだり、あちこち切ったりして、延命させたところで、はたしてそのことで人類の幸せが増したことになるのか?」と書かれてるので、この場合の吉村医院長の主張としては、医療介入により、昔は生まれる時に亡くなっていたような障害をもつ子どもが現代では死ぬことなく生まれてきて延命させられることは幸せなのか?と言いたいのだろうけど。

その意見、相模原の障害者施設「やまゆり園」で入所者が次々とナイフで刺殺された事件の犯人と同じ理論になっちゃいますよね。

そんな意見を言いつつも、一方で病院の検査で胎児が「無脳症」と診断された妊婦さんを受け入れ出産させる吉村医院長。

とある母親が、おなかの赤ちゃんが4ヶ月のときに超音波検査で無脳症と診断され、お医者さんも家族も中絶を勧めたにも関わらず、母親の「それでも産みたい。」という意思を尊重し受け入れたのだそう。

この赤ちゃんは最後に亡くなりましたが、その誕生は意味がないものだったのでしょうか?
(中略)
ただ、生まれてから死ぬまでの時間が短かっただけです。立派な1人の人生を生きたことに変わりはありません。「幸せなお産」が日本を変えるP82より引用

吉村医院長のこの理論でいくと、医療によって無理やり延命させられて生まれてきて障害持って生きてる子どもも、立派な1人の人生を生きてますよ?矛盾してませんか?

このエピソードに出てくるお母さんの気もちは理解はできますが。自分のおなかの中の子を障害があるからって簡単に中絶できないよね。

「お産は神事」の考えはちょっと賛成

「幸せなお産」が日本を変えるに関しては、いろいろツッコミどころが多すぎて言いたい放題書いてしまいましたが。

吉村医院長の哲学の根本にある「お産は神事」という信念には私も共感はできます。

人間に備わった太古の昔から変わらない機能をフルにつかって、1つの命を生み出すんだから。

体外受精だったとしても、生まれるまで育てるのはけっきょく女性のお腹の中だし。

だからこそ、可能な限り医療介入を避け、昔ながらの自然に近い状態で、出産を経験したい。

という女性の気もちもよくわかる。

ただこういう自然なお産信仰が行き過ぎると、医療介入があれば助かった赤ちゃんの生命が助からなかった、なんて悲しいことも起きてしまう可能性があるわけで。(それすら自然の摂理なので仕方ないというのかもしれないけど…)

助産院やプライベート出産などで自然なお産をするにしても、「何かあった時の現代医療」も否定することなく受け入れてバランスよく付き合っていったらいいんじゃないでしょうか。

「自分の意思で自然なお産を選んだのに、都合の良いときだけ医療に頼るのか!」っていう自己責任論を唱える人もいますけど。

そんなん自己責任で山とか海に遊びに行って怪我して病院に搬送される人もいるんだから、多めに見てあげればいいじゃん、って思いますしね。

今回ご紹介した「幸せなお産」が日本を変えるも、100%すべて真正面から著者の哲学を受け止めず、あくまで「お産に対するひとつの考え」として取り入れる、くらいの姿勢の方がいいと思います。

ちびまる子ちゃんの妊娠&出産記。ユルい感性でオープンにつづられた「そういうふうにできている」【ブックレビュー】

そういうふうにできている

おもしろい。

友達に勧められて読んだ、さくらももこさんによる妊娠&出産エッセイ本「そういうふうにできている」。

妊娠エッセイというと、あれがつらかっただの、これが大変だっただのって話か。

あるいはマタニティハイになってやたらと「女性性!!(キラキラ)」「宇宙!!(キラキラ)」「母になる喜び!!!生命の神秘!!!太古の感覚を呼び戻す体験!!!」みたいな話が多いんだけど。

この「そういうふうにできている」は、そんな妊娠&出産本とは一線を画しているような気がする。

いや。よくよく内容を思い返せば、この「そういうふうにできている」もまさにそういう内容が書かれているのだけれど、何かが違うような。

「妊娠&出産」っていう一般的な体験を、ちょっと斜めから観察して独特の感性で切り取り表現したような感じ。

とでも言いましょうか。

まさにちびまる子ちゃんがおとなになって妊娠した!って感じのエッセイです。

「そういうふうにできている」のざっくりした内容と感想

そういうふうにできている」は、ちびまる子ちゃんの作者でおなじみのさくらももこさんによる妊娠&出産にまつわるエピソードや独特な宇宙観のようなものがつづられています。出産されたのが1994年ということで、もう20年以上も前の話みたいですね。

妊活、産院さがしに便秘、つわり、マタニティブルー、帝王切開による出産に命名。

一般的な妊娠あるあるエピソードなんだけど、斜に構えた表現が笑いを誘うというか。

たとえば、妊活をはじめるということで産婦人科の検診を受けた際には、

内診というものは、自分でも見たことのない尻の穴周辺の体の設備を初対面の医者に見せるという、およそ愉快とは程遠い行為である。

とか。

テスターで妊娠が発覚し、産婦人科でのはじめての検診については、

お婆さん(お医者さん)は「おめでとうございます。よかったわね」と言ってくれた。
そういえば、妊娠はおめでたい事なのだ。一般に“おめでた”と呼ぶほどこれはおめでたい事なのだ。私は気が動転していたためすっかり忘れていたが、お婆さんの一言でおめでたい事を思い出した。

なんて具合。

一番笑えたのは、生まれたあとの子どもに対する感想。

帝王切開による出産後、予想していたような「出産後の大感動」が起こらない自分に対して、

私はこんなにも無感動だったのであろうか。自分の感性の粗末さに軽く失望を抱いた。
傍らのベッドで眠る赤ん坊に、とりたてて特別な愛情さえ湧いてこないのも奇妙な気がしていた。
だが、考えてみれば私は誰に対してもいきなり愛情ホールインワンというふうにならないタチであることを思い出した。

元来人見知りをする方であるし、今日初めて会ったひと(赤ん坊)から「はい、じゃ一発愛情よろしくっ」と言われたからって、さっき会ったばかりなのだから急に愛せるわけがない。

と表現している。

素直すぎでしょ。笑

そう、「そういうふうにできている」に書かれていることって、すごく素直な感想なんですよ。

私自身も、妊娠したからって「生命の神秘!!(キラキラ)」「女は妊娠によって真に生まれ変わるのよ!!!(キラキラ)」みたいなマタニティハイな感覚がまったくなく。

妊娠にまつわる本や雑誌をめくってみても、そこに書かれていることと自分の感覚のあいだに温度差を感じていたので。

そういうふうにできている」のような素直な感想を読むと逆にものすごく共感できるのです。

世間の妊娠や出産に対するキラキラ感に共感できない方はぜひさくらももこさんの「そういうふうにできている」、読んでみてください。

そうそう、ちなみに。

そういうふうにできている」には山口百恵さんと息子の三浦祐太朗さんが出てきます。

産む場所を決めるのに山口百恵さんに相談したというエピソード。もうすっかり三浦祐太朗さんも大きくなって歌手として活躍されてますもんね。

余談。古本に書き込み多すぎる件。

今回、「そういうふうにできている」はAmazonで中古本で購入したんですけど。

状態が「良い」という評価だったのにも関わらず、めっちゃくちゃ鉛筆による線や書き込みが多かった(汗)

そういうふうにできている
なぜそこに線を引いた、っていう。。。

カルコスってなんだよ。
そういうふうにできている
と思ったら、古本屋さんの名前みたいですね。。。

これはいかんでしょ、私はわざわざ最安値のものでなく「良い」評価の中古本選んで買ってるし。

と思って、Amazonで★1評価でレビュー書いたんですよね。

そうしたら。

後日、何も頼んでないのに返金され(300円くらいなんだけど)、

さらに「返金しました。可能であればレビューを修正か削除して頂けるとありがたい。」

といった内容の連絡が業者から届き。

いやいやいや、それはどうなんだ?返金したからレビュー書き直しって何?購入時の正直な感想がレビューでしょ?返金してもらったので★5つにします!なんておかしいよね??

と思って、モヤモヤした。

おわり。

ツレうつ作者による妊娠・出産体験記「びっくり出産・なんとか出産」感想【高齢出産&帝王切開】

高齢出産 漫画

夫のうつ病と向き合ったエッセイ本「ツレがうつになりまして。」で有名な細川 貂々さんの妊娠&育児エッセイ漫画、「びっくり妊娠 なんとか出産」をよみました。

結婚13年目の38歳で出産した作者の妊娠発覚から帝王切開による出産までの様子が漫画でわかりやすく描かれてます。

軽いタッチのコミックエッセイ。サックサク読めます。

「びっくり出産・なんとか出産」感想

びっくり妊娠 なんとか出産」。

正直な感想を書くと、

妊娠や出産において特に参考になる話もためになる話も新しい発見も取り立ててない内容です。

妊娠生活や出産における誰もが経験するあれこれが淡々と描かれているというか。

たとえば「つわり」とかね。
つわり 本

私はつわりが軽かったので、「つわりで何もできなくて寝たきりです。あれもこれも気持ち悪くて吐き気がします」みたいな点にも特に共感ができませんでしたが…(汗)

帝王切開での出産シーンは、多少参考になるかもしれません。
帝王切開 出産

作者の代表作、「ツレがうつになりまして。」の場合は、旦那さんがうつ病を発症するという誰もが経験するわけじゃないことだったから、起きたこと、感じたことをそのまま漫画にしても興味深いストーリーになったのかも。

妊娠・出産は約7〜8割くらいの女性は一生の内に経験するらしいので(生涯未出産率は正式データが発表されてないらしい)、まったく珍しい体験ではないですもんね…。

高齢出産あるある話とか、フリーランスで仕事をしている女性の妊娠・出産あるある話とか。

そういった点にフォーカスして描いてくれてたら、もうちょっと参考になる内容になったんじゃないかと思います…。