出産後の入院はまるで軍隊!?さいたま赤十字病院での入院生活レポート

祝い膳 さいたま赤十字病院

2018年9月、さいたま赤十字病院で出産しました。

はじめてのさいたま赤十字病院での妊婦健診についての話は以下↓ご参考に。
[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/07/19/healthcheck-maternity/”]

わたしは高血圧&尿タンパクの症状により、事前入院となりましたが。

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/09/18/baby-delivery/”]

タイミング良く入院当日に陣痛が来たため、入院期間は6日間でおさまりました(普通に陣痛来てから入院した人と同じ日数)。

出産自体はじめてだし、他の病気やケガで入院した経験もないので、病院に入院するという事自体が私にとってはもう不安と緊張感に満ちておりまして。まったく落ち着かず疲れ果てた産後の入院生活でしたが...。

これから出産を控えている人の参考になるように、産後入院の様子などお伝えしたいと思います!

出産後の入院生活はなかなか忙しいのです。

さいたま赤十字病院では、基本的には出産後すぐに母子同室(ママと赤ちゃんが同じ部屋で過ごすこと)となり、授乳指導があります。(私の場合は高血圧&産後の大量悪露により、産後2〜3日間は母子同室ではなく、授乳のタイミングだけ赤ちゃんを部屋に連れてくる感じでしたが。)

昼と夜、それぞれの時間帯で担当の助産師さんが1人ついてくれるので、アドバイスを受けながら3時間おきに授乳したり、ミルクをあげたり。

赤ちゃんの体温や授乳した時間、尿や便の回数も自分で表に記入していきます。

沐浴は助産師さんがやってくれるので実践指導はなく、15分位の沐浴レクチャーのDVDをみるだけです。

それ以外にも、病室にはひっきりなしに人がやってきます。

お掃除、ご飯、回診、検温、授乳などの回数を記した表のチェック。

さらに私の場合は血圧測定や点滴の処方も加わり。

点滴が不具合起こして何度もピーピーとエラー音を発し、その度に来てもらったり。

ちょっとでも心拍数が上がれば様子を見に来られるし。

股が痛いので思いっきり鼻もかめない。

点滴とモニターにつながれてるのでトイレに行くのも一苦労。

そんな点滴とモニターにつながれた状態の腕と体で慣れない授乳をするという苦行。

ね...眠れない。気が休まらない。むしろ退院したほうが血圧下がるんじゃないかと本気で思っていた。

産後の入院ってまじスパルタだな、と思っていたら、漫画コウノドリ8巻でリアルに産後入院の様子を描いた回がありました。

コウノドリ 8巻
よく取材しているなあ、と感心してしまった。笑

きっとどこの産院でも同じようなものなんですよね。出産後の入院生活は。

産後入院1

出産後のボロボロのカラダに鞭打って。産後入院は軍隊のようです。はい。
産後入院

でも。これから自宅で赤ちゃんの世話をしていく上で必要最低限の知識とスキルを短期間で身につけるためには、軍隊のようなスパルタ入院生活は必要不可欠なのかもしれないですね。

食事について

病院の食事、はっきり言うと、極端にまずくはないけど、おいしくはないです(汗)塩分が効いてない学校給食のような味です。

入院自体が初体験のため、他の病院や産院と比較はできないのですが。ラグジュアリーな産院は食事がおいしい、なんて話も聞きますよね。

とはいえ。さいたま赤十字病院でも入院生活中に二度、祝い膳が提供されるので、この時だけはちょっと気分あがります。

祝い膳 さいたま赤十字病院
9月9日、重陽の節句の日の祝い膳。

洋風な祝い膳の日もあり↓
祝い膳 さいたま赤十字

祝い膳 さいたま赤十字

あとは、赤ちゃんをナースステーションに預けるか、お見舞いに来てくれた家族に見てもらっていれば自由に病院内は動けるので、併設されてるセブンイレブンでここぞとばかりにストレス発散。ジャンクな食料を買い込んで食べてました。笑

面会について

さいたま赤十字病院では、平日は13時〜20時、休日は10時〜20時が面会時間。

夫と両親、実兄弟しか周産期病棟には入室できません。実の家族であっても中学生以下の子どもはNG。

でも、いろんな人にお見舞いに来られても落ち着かないだろうし、家族以外の人のお見舞いを断りたい場合には口実ができてちょうどいいかもしれないですね。

さいたま赤十字病院での入院を終えて

スパルタだの軍隊だの飯がまずいだの、なんか愚痴ばかり書いてしまいましたが(汗)

お医者さんや助産師さん、看護師さんはみんな感じが良い方々ばかりだし、総合病院なので何かあった時にすぐ対処してもらえる安心感があるので、その点はさいたま赤十字病院で出産して良かったなーと思います。

これまでの人生で大きな病気やケガをすることなく超健康体だった私でも、妊娠中は血糖値が高いだの尿タンパクだの高血圧だのと、いろんな症状が出てきましたから(汗)

産む場所を何を基準に選ぶかは人それぞれですが、はじめてのお産の場合は出産時のリスクに対する安心感がある総合病院もいいかもしれないですね!

【出産体験記4】産後の出血が大量に…もうどうにも止まらなかった件。【悪露】

陣痛開始から分娩までおよそ6時間の出産。

高血圧の症状はあったものの、私の今回の出産は、初産婦にしてはスムーズに進み、十分に「安産」だったと言えるのではないかと思う。

しかし。

大変だったのが出産した当日の夜。

人生初の貧血フラフラ状態を味わったのです…。

出産後の出血(悪露)が大量すぎて止まらなかった件

出産後は悪露(おろ)と呼ばれるドロドロの血液が排出されます。

めっちゃ血液量の多い生理中の状態みたいな感じです。

通常の生理用ナプキンでは収まりきらない量なので、産後すぐは産褥ショーツという防水仕様の下着をはき、座布団のような巨大な産褥パッド(お産パッド)を取り付けておきます。

出産当日。朝5時に子供を産み、ほとんど休む間も無く昼頃には赤ちゃんへの授乳指導があり。

それ以外にも1日のうちに何度も血圧をはかられたり、取り付けられた点滴がなにかの不具合でピーピーと繰り返し鳴り出す始末で(自分では止め方がわからない)。

股の痛みに耐えながら点滴をうまく転がしつつトイレに行ってめっちゃ時間をかけて排尿済ませたり。

出産直後でもまったく心も体も休まらない入院ライフ。

そして、夜に事件は起きたのです。

ベッドに横たわり、しばしの休憩を取っていたところ。

バシャッ

とまるで破水したかのような大量の血液が漏れ出した感覚を覚える。

下着に巨大なパッドは取り付けていたけれど、確実に収まりきらない量。

腕に点滴の取り付けられた状態で身動きも自由に取れない中、すぐそばのトイレに行くまでの間にも容赦なく大量の悪露がダラダラ出てきて自分ではコントロールできない。

ゴロッとゴルフボールくらいの血の塊が出てきたときには、さすがにヒイィッってなった。

あっという間にトイレは血まみれスプラッター状態になり、手持ちのパッドはすぐに底をつき。

やばい。

とりあえずトイレを掃除せねば。替えのパッドを買いに行かねば。

なんて焦っていたのですが。

さすがに血が出すぎたのか、ふらふらっと軽いめまいを覚えて床にへたりこんでしまった。

ちょうどその時。赤ちゃんを夜間預かるために助産師さんが部屋に来たので、事情を報告。

大量の血まみれパッドの残骸とスプラッター状態のトイレをみられ。

その夜は、ほぼ1時間ごとにベッドの上で腹を押されて出てくる血液の排出を促されることに。ベッドの上でパンツを脱がされはかされパッドを替えられ、診察室への移動は車椅子で、という要介護状態に。

胸と指先に心拍数をはかる装置をつけられるし、空いている方の腕にも点滴入れるための針を装着されるし。

全身からあらゆる管がのびるサイバーパンク仕様になってしまった。

助産師さんからは、

「何かあった時は自分でどうにかしようとせずにちゃんとナースコール使って呼んでくださいね」

とお叱りを受ける。

はい、ごもっともです。

妊娠中の健診や今回の出産入院の体験を経てあらためて気がついたのですが、

私は人に素直に助けを求めるのがどうも苦手らしい。

心配も不安も体の不具合も、自分で自分の弱い部分を認めたくないというのもあり、

「大丈夫でーす。何も問題ありませーん。」

と、隠してしまう。

自分の弱さを認めて打ち明ける勇気をもとう。これからは。

…というわけで。

大きな病気や怪我とは無縁に生きてきた超健康体な私でも、妊娠&出産においては予想外の症状や不具合、不調の連続でした。

これから初めての妊娠&出産を控えている方は、無理せずしっかり自分の心と体に向き合い周りの人にガンガン頼っていきましょう!

【出産体験記その3】ついに生まれた我が子!ここで冷静にお産の痛みを極めて明確に例えてみよう。

陣痛 お産 体験

およそ10ヶ月に渡る妊婦生活のクライマックス。

絶え間ない陣痛の波と破水、そして分娩にいたるまでの話を今回は書きます。

出産体験記その1その2は以下↓リンクからどうぞ☆

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/09/18/baby-delivery/”]

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/09/19/labor-pains/”]

絶え間なく襲いかかる陣痛の波。人生最大の苦行体験

午前2時すぎに陣痛室に移動。

「今から旦那さん呼んでもいいですよ」

と言われましたが、

あいにく、バーで働く夫を金曜の夜に呼び出すのは不可能だろう。

そして、この絶え間なく襲いかかる陣痛に耐えながら、外国人の夫を院内のこの場所まで誘導するのはほぼ不可能。逆にストレスMAX。

というわけで、たった1人で薄暗い陣痛室のベッドの上で、うめきながらひたすら深呼吸をして痛みに耐えていた。

よく出産の痛みを「鼻の穴からスイカ出すような痛み」と例えたりするけど。

別に赤ちゃんが穴から出てくる瞬間の痛みなんて、この定期的に襲いかかる陣痛の痛みに比べたらどうって事ない。

この陣痛の痛みを極めて的確にわかりやすく例えましょう。

いいですか。まず白鵬の土俵入りの動画を再生してください。

そんで、白鵬が四股を踏む足の真下に、自分の下腹部があると思ってください。

はい、もうイメージできましたね。

ドゴッ グリグリグリグリぐり

って、締め付けられ踏みつけられるこの感覚….。

地獄や。

私は痛みには強い方だと思っていた。

歯医者で「痛かったら左手あげてくださいねー」なんて言われても、手をあげて痛みを訴えたことなんてなかった。

ところが。

「いいいいいいいいた いた いた いた いたいようううう」

と、陣痛の波が襲いかかる度に泣きわめいてる始末で。

世の中の出産した女性はみんなこれを経験しているのか!?

これを経験した上でそんなサラッとした顔で子どもを育てているのか!?

と、もう世間のママさん大リスペクトですわ。

陣痛の波が引くと、もう悟りを開いたかのようなホワーっと瞑想状態に陥るのだけれど、そんな状態を味わう間もなく再び白鵬に踏みつけられる。その繰り返し。

午前3時頃。

横向きの体勢でひたすら陣痛の波に耐えていた所、

バシャーッ

と、破水。

ナースコールで助産師さんに報告。

破水後はさらに陣痛の波が増し、その度に肛門からあらゆるものが飛び出るのではないかという、下痢をひたすら我慢している感覚に。

ほら、ひどい下痢も痛みに波があったりするじゃないですか。

インドに住んでいた頃、1度だけフルーツジュースにあたり食中毒になったことがあるのですが。極度の吐き気、寒気、下痢を、薄暗い部屋のなか、じっと自宅のベッドの上で耐えました。この陣痛に耐えている時にあの時の部屋の情景を思い出しました。

助産師さんが陣痛の波が来る度に、肛門のあたりを押さえて励ましてくれる。

1時間ほどしてから、ベッドの上で内診。

自分の股のあたりに何が起きているかは自分ではまったく見られないけど、

先生や助産師さんが自分の両脚の間を確認しながら、「あ、子宮口ひらいてますね。いい感じですね。」「これはいけるか」「もういいんじゃないか」と話し合っている声が聞こえる。

そしてついに。

助産師さんに付き添われ、そこから歩いて分娩室に移動。
これは極限まで飲み過ぎて半分死んだような酩酊状態で歩かされる感覚に近いかもしれない。

でも、分娩室に移動することで、やっとゴールが見えてきたような安心感も。

分娩室でいよいよ出産の時をむかえる

分娩室のベッドに寝かされ、人生初の酸素マスクを装着。

助産師さんが3人と先生が1人。

もう無我夢中でどうだったかなんてよく覚えてないけど、

みんなが

「はい、ここで顔上げておなかのぞきこんで!」

「声は出さない!目を開けて!!」

「もうちょっといきんでみよう!とっても上手ですよー!」

と励まして全力でサポートしてくれる。

声をかけられて励まされるって、こんなに心強いんだ。

松岡修造が愛される理由がわかった気がした。

2018年9月8日、午前5時15分。

我が子が腹の中から外界に出てきた瞬間。

出てきたばかりの血まみれの我が子の手を握らせてもらう。

あー、かわいいぃぃぃ

と思わず声が出る。

と、同時に、このおよそ10ヶ月に渡る妊娠生活やこれまでの苦労、お産の痛みなどが思い起こされ、ボロボロ泣いてしまった。

お産を終えた直後に思ったこと

痛みに耐えている時はとんでもなく長い時間に感じたけど、いざ終わってみれば本陣痛開始から出産まで約6時間。

初産婦にしては非常にスムーズなお産でした。

助産師さんからも、「とっても上手でしたよ」と何度もほめられたし。

これはたぶん、マタニティヨガをやってた効果が少なからずあるのではないかと思います。

実際に経験してみてわかったけど、お産もヨガと同じで呼吸に合わせてカラダを動かすのがポイントなんですよね。

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/08/06/pre-natal-yoga/”]

あと、産科のお医者さんと助産師さんという新たな命を生み出すお仕事をしている方々を心からリスペクトです。すばらしいです。

さてさて。

そんな感じで無事に生まれてきてくれた我が子、てんちゃんとの新たな生活が始まりました。

大変なことも多々ありますが、親がニコニコ楽しそうにしているのが1番だよね。これからは心を広く持ち、旦那に対しても、もうちょっと寛容に優しくなろうと思います(笑)

【出産体験記その2】陣痛が意外と不規則だった件。そして人生最大の猛烈な痛みが...

前回の記事で、妊娠高血圧症候群のリスクにより39週目で即日入院した話を書きました。

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/09/18/baby-delivery/”]

不規則な陣痛でお産の幕は開けた。

病院には、入院宣告を受けた日の夜8時頃に到着。

すぐに血液検査や血圧チェックを行い、22時ころに先生から“腎臓に関する値が低下気味”との報告を受け、状態によっては今後は陣痛促進剤をつかって早めに出産をうながす場合もありますよーなんて説明があり。

じゃあ確実に4日後の予定日くらいまでには出産することになるんだろうなぁ、なんて思いながら、ベッドの上で文庫本片手に読書&睡眠モードに入っていたのですが。

……痛い。

ような気がする。

おなかが痛い、ような気がする。

と、若干下腹部のあたりに違和感と痛みを感じ始める。

もう臨月に入ってからずっと下痢&軟便気味だったので、腸の中に出すもの残されてないんですけど...。

下痢したときのようなおなかの痛みを感じてはトイレに行き、何も出ないことを確認してベッドに戻る。というのを数回繰り返した。

ん?ちょっと待て。

ちょっと待てよ。

これは、もしや陣痛ってやつなのか!?

「本陣痛は、最初の方は規則的に10分間隔で訪れます」

何度も繰り返し教え込まれた本陣痛の判断基準を思い出し、時計を見ながら腹の痛みを感じる間隔をはかってみる。

9分、6分、10分、6分...

うーん。どうも規則的に10分間隔で訪れているとは断定し難い...。

そういえば、お産が近くなると不規則な間隔で訪れる前駆陣痛ってやつもあるって聞いたな。

もしやこれはその前駆陣痛ってやつなのかもしれない…。

もうちょっと様子をみよう。

と、再び文庫本に目を落とすのだが。

「いて、いててててて」

23時過ぎになると、思わず声を出してしまうほどの痛みに変わってきている。

再度、痛みの波がやってくる間隔をはかってみる。

23時18分、23時23分、23時27分...

やっぱ10分間隔じゃないよなぁ、と悶々とするのだが。

はっ。

この痛みの波、割と正確に5分間隔で来てないか?

いやいやいや、まじで?うそでしょ?聞いてない、聞いてないから。聞いてないよー。

って、私の脳内で出川っぽい声が今の状況にツッコミを入れ始める。

日付が変わりAM1時頃、痛みの波がどうにも我慢できないほど強まってきたところで、意を決してナースコールを押す。

記念すべき人生初ナースコールである。

来てくれた看護師さんがおなかに陣痛間隔をはかるモニターをつけてくれる。

「あ、5分間隔くらいで来てますねー」

やはり。

そのまま1時間くらいの間はベッドの上で内診をされたり高血圧の症状を抑える点滴を取り付けられたり、分娩用の浴衣のような服に着替えさせられたりしながら、されるがままに過ごす。

定期的に襲ってくる人生最大の腹の痛みに耐えながら、「そうか。私という存在はここで1度死んで生まれ変わるのかもしれない…さようなら、これまでの私。」

と、急に哲学的思考に陥ったりもする。

やがて車椅子が登場。

血圧を上げないためだったか、どうやら車椅子で陣痛室まで運んでくれるらしい。

もうその姿は重病人のようだ。

このときはおそらく午前2時半くらい。

ここから出産に至るまでの約3時間は密度が濃すぎて。まさにイニシエーション。

次はいよいよ、このおよそ10ヶ月に渡る妊婦生活のクライマックス。

絶え間ない陣痛の波と破水、そして分娩にいたるまでの話を書きたいと思います!

【出産体験記その1】39週目の健診&内診ぐりぐり。即日入院からのまさかの出産。

2018年9月8日、午前5時15分。無事に男の子を出産しました。

前回の出産報告記事でもチラっと書いたのですが、まるで仕組まれたかのようにスムーズに物事が進んだお産でした!

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/09/14/new-baby-born/”]

そんな私の個人的な出産体験記を、ここで時系列に沿って書いていきたいと思います。

39週目の健診、からの即日入院。

2018年9月7日、分娩前日。39週&3日目。

この日は午後1時半から妊婦健診。

すでにこの週の妊婦健診は2日前に済ませていたのですが(36週目から妊婦健診は週1回が基本)。

臨月に入ってから急に高血圧&尿タンパク+という、妊娠高血圧症候群らしき数値が出始めてたので。

大事をとって病院の先生がこの日の予約を追加で入れてくれたのです。

前回の健診で「家庭で血圧測って140超えてたら電話連絡

と言われてました。

140なんて血圧測るたびに余裕で超えてたし。(片付けたい仕事が残ってたので、あえて連絡はしなかったんだけど…。汗)

病院についてから測った数値も、やはり140オーバー。

もうこれは今日入院かもしれん。

と、一応覚悟は決めておりました。

いつもどおりNST検査を終え、内診を済ませ、最後のお医者さんとの診察。

前回の健診とは違う先生だったのですが、結局この時は入院しろとは言われず。

拍子抜けして一度家に戻ったのです。

うわさの「内診ぐりぐり」で当日に陣痛が

臨月に入ると、膣に指を入れて子宮口の位置や状態をみる「内診」がおこなわれます。

これまでは内診を受けても、「子宮口に指がまだ届かないので、たくさん歩いたりしてくださいねー」みたいなことを言われてました。

ところが。

この9月7日の健診で受けた内診はいつもと違う先生だったためか、「ん?いや、指届きますね。」と、めっちゃ指をぐぐぐうっと奥に突っ込まれつつ言われて。

ちょっと刺激しますよー。痛いけど我慢してねー。

みたいなノリで、例えるなら膣を全力浣腸されてるような感覚で、思いっきり指を突っ込まれて膣の奥の方をぐりぐりされました。

これ、巷では「内診グリグリ」と呼ばれ超激痛とウワサの処置みたいで。専門用語では「卵膜剥離」という処置らしいです。

こちらとしては「膣の全力浣腸(腸ではないが)」くらいにしか感じないけれど、どうやらこの時お医者さんは指で赤ちゃんを包んでいる卵膜という膜を子宮の壁から剥がしているらしいです。

今にして思えば、このときの内診グリグリ刺激があったからその日の夜に陣痛が始まったのかも。

帰宅後に電話が。そしてその日の夜に即日入院決定。

帰宅して数時間後。病院から着信が。

「やっぱり、血圧の数値的に心配なので今日の夜から入院してください」

という、突然の入院宣告。

えっいや、明日からでもいいですかね?いやいや、どうしても今日がダメっていうわけじゃないんですけど。

なんて、多少ゴネてみたんですけど。

「どうしてもダメっていうわけじゃないなら今日の夜から入院」

と判定はくつがえらず。

夜の仕事に行く前の旦那にゴミの日と洗濯機の使い方を慌ててレクチャーし。

中途半端に終わっていた入院のための荷物のパッキングを急ぎ終わらせて。

その日の夜8時頃に病院に到着。

結果的にはこの3時間後に陣痛がはじまり翌朝5時頃には生まれてたので、この時に即日夜からの入院宣告してもらってラッキーだったなーと思います。

次回は陣痛開始の混乱から陣痛室での体験について書きたいと思います!

2018年9月8日、無事に子どもが生まれました!!

出産

この言葉をこのブログに書ける日をずっと待ってました…

2018年9月8日、午前5:15。無事に男の子を出産しました!!

出産

高血圧の症状で事前入院が急に決まり夜8時頃に病院へ。入院費が余計にかかるなー、とちょっと損した気分になってたのですが。

その日の夜中に都合よく陣痛が来て、そのまま約6時間後には生まれてたという。

まるで仕組まれていたかのようなスムーズな展開…

ダライ・ラマ法王と同じ名を持つ我が息子、てんちゃんが「俺はもう外に出てきてえんだよお」つって、驚異のスピリチュアルパワーを発揮して母のためにスムーズなお産のお膳立てをしてくれたのだと信じてます♡(←頭沸いてるヤバいやつ)

生まれてきた我が子がかわいすぎてかわいすぎて…。

昨日、てんちゃんのデコに蚊が止まってたんですけど、

人生で初めて蚊に猛烈な殺意を覚えましたよ。(もちろん秒殺)

また後日、出産時のことは詳しく書いていきたいなーと思います。

バースプランって、何を書いたらいいんですか?混乱の極みに陥った私の体験【妊娠&出産記録】

妊娠 出産 バースプラン

臨月に入るころ、助産師さんに聞かれました。

「バースプランはもう書きましたか?」

え?バースプラン??

私、そんなタスク課せられてましたっけ?てか、それ何??

と、動揺を顔に出さないように平静を保ちつつ。

「いえ、まだ書いてないんですけど...」

と、あたかも書くつもりはあったんだけどまだ事情により書いてないだけ風を装って答える。

話を聞くと、どうやら一番最初に1000円で購入させられた「マタニティノート」というファイルのなかに件のバースプラン記入用紙がある雰囲気...。

バースプランって、何を書いたら良いのでしょうか?

帰宅後に落ち着いてバースプラン記入用紙を探してみましたよ。

あった。
バースプラン
デカ文字&※印つきで堂々と書いてありますね。「34週以降の健診でお持ちください」と!!!

え?でもバースプランの用紙が見つかったのはいいとして、何書くの??いや、それをためらわずに助産師さんに聞けばよかったんだろうけど、そもそもこのバースプランなるものが未知の領域すぎて質問もしづらい。

そうそう。ここで今後出産を控えられている初産婦さんに参考のためにお伝えしておきますと、

病院で健診を受けながら出産をするにあたっては、もう自分の中の事務処理能力をフルに試されます。

ありとあらゆる書類を事前に渡されるし、それらの書類はそれぞれ提出期限や提出場所が違うこともあり、(小さな産院はそんなことないかもしれないけど)

仕事モードに頭を切り替えないと管理しきれない。(私だけですかね...)

はい、話をバースプランに戻しますけど。

助産師さんの口ぶりから、もしやバースプランってのは現代の出産においては常識レベルの代物なんじゃなかろうかと予測し。

バースプランとは何ぞやと、Google先生に聞いてみました。
バースプラン

もう、普通にゴロゴロ出てきますね!バースプラン書き方情報が。

生まれてすぐに抱っこしたいとか

胎盤が見たいとか

分娩時の対応のリクエストについてとか、書くらしい。

まじか。バースプランてのは、こういうものだったとは。

これが常識レベルの代物なんだから、世の中の妊婦さんたちはもっとマジメに妊娠&出産における情報収集並びに情報交換を積極的に行っているのかもしれない。

よーし。私もやる気を出してそのうちバースプランを書くぞー。

…って思ってから2週間は経過しただろうか。

まだ書いてません。(汗)

もう書く前に生まれちゃったらどうしよう。

でも、先日焦りを感じる出来事がありました。

臨月に入ると、病院で毎回ノンストレステスト(NST検査)というものを受けるんですけど。

おなかに機械くっつけて、数10分間ジーッと何もせず、赤ちゃんの状態やおなかの張りを計測するためのテスト。

そのNST検査を受けている最中に、隣の仕切りから助産師さんと別の妊婦さんの会話が聞こえてきました。

バースプランの内容について、です。

出産時にはこのアロマを使いたいとか、出産のときに流したい音楽があるとか。

あとは生まれた直後に持参したお洋服を着せてあげたいとか。

そんな内容でした。

もう、目からウロコがボロボロ落ちまくり。

そういうことを書くんですね!そういう出産における夢と希望と期待に満ちたリクエストや計画を書くんですね!!バースプランってやつは!

と、隣の会話を盗み聞き(わざとじゃないけど)しながら感心してしまった。

このキラキラした希望に満ちた妊婦さんこそ、まさに現代風にプレママと呼ばれるにふさわしい人材。

自分も見習おう。

しかし、いざ自分がどうしたいか考えると、どうも何も思いつかず。

出産の時に流したい音楽というのも特に思い浮かばないし。

ガーヤトリーマントラ (ヒンドゥー教における最高峰のお経的なもの)のCDでも持参しようかな...。

旦那さんは家事に協力してくれますか?「出産やるべきことあるある」のひとつは夫に家事を教えることかも。

夫 家事

産後はしばらく夫が1人で家にいることになる。出産を前に、やっておかねばならない事がある。

それは、「夫にゴミ出しのルールと燃えるゴミの日を教えること!

いや、そんなの10秒で終わるじゃん?て思われそうだけど。

うちの夫はチベット人で日本で一人暮らしをしたことがないので、透明なゴミ袋を使うというルールとか、ゴミの分別とか、そういったものをあまり理解していない節がございまして...。さらにゴミ袋がしまってある場所も教えないといけないし。

いろいろ考え出すとサラッと説明が終わりそうになく、ここまでズルズルと教えないまま来てしまった。

先日、「ゴミの日、教えておかないとね」と夫に言ったところ、

「1人でいるときはなるべくゴミ自体を出さないようにするから大丈夫」

「燃えるゴミの日、紙に書いて冷蔵庫に貼っといて」

と返された...。

そういえば夫は洗濯機の使い方もいまだに覚えてないな。

「旦那さんは家事を協力してくれますか?」

病院で最初に助産師さんと面談した時や、母子手帳をもらいに保健センターを訪れた時に聞かれた質問。

「...はい、そうですね。一応...。」と答えたけれども。

1週間に1度くらいは気が向いたときに皿を洗う。数ヶ月に1度、気が向いたときにゴミを捨てに行く(ゴミを袋にまとめるまでは私がやる)。

半年に1回くらい、急にやる気を出して徹底的に片づけを始めだす。

これを「家事を協力してくれてる」と言えるのだろうか!?

うーん。別に気にしてなかったけど、改めて聞かれると、別に協力してくれてないような気もするし、でもまったく無関心でやらないわけではないしなぁ...。

夫にやってもらいたいのは、「名前のない家事」なんです。

先日テレビをつけたら、たまたまクレヨンしんちゃんが放送されてて。

「夫ヒロシが冷蔵庫の中の自家製水出し麦茶を飲み干した後、補充しない」という導入に思わず共感し最後まで観てしまった。

そうなんですよ。うちも夏になると夫が常飲する水出しルイボスティーを常に無印良品のアクリル冷水筒でつくって冷蔵庫に入れてるんだけど。(夫しか飲まない)

空になった後のボトルはポーンとそのまま放置されてるんですよね。

よく考えたら、ミサエが言うように「新しいお茶のパック入れて水入れといてくれればいいだけ」の話で、なぜこれを自分でやろうとしないのか!?という疑問が湧いてきた。笑

こういう「お茶の補充」的な仕事は、見過ごされがちな「名前のない家事」と言われているらしい。(掃除、洗濯、料理、みたいな名前がついていないような小さな家事って意味です。)

このクレヨンしんちゃん、どう考えても内容が子ども向きじゃないですよね。笑

大和ハウスのウェブサイトでは、アンケートで主婦たちから集計した「名もなき家事ランキング」が主婦の夫に対する不満の声とともに紹介されてます。笑

1位:裏返しに脱いだ衣類・丸まったままの靴下をひっくり返す作業
2位:玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる/靴を揃える
3位:トイレットペーパーの補充・交換
4位:服の脱ぎっぱなしを片づける・クローゼットにかける/脱ぎ捨てた服を回収して洗濯カゴへ入れる
5位:食事の献立を考えること

そうですね。まさに。えぇもう共感の嵐ですよ。どこの家も、そんな感じなんでしょうね。

気にしだすとストレスたまるだけなので放置してきたけど、本当は小さな「名前のない家事」から教えておけばよかったのかもしれないですね。(あきらめモード)

縄文展@東京国立博物館行ってきました!縄文人の妊婦への祈りの波動を受け取りに。

縄文展

先日、縄文時代につくられた土偶は妊婦へのリスペクトの表現なんですよ、なんて話を書きましたが。

[kanren url=”https://bethemoon.info/2018/08/30/doguu-jyomon/”]

そんな縄文人の妊婦への祈りの波動をおなかの子に届けに、上野の東京国立博物館で開催中の「縄文ー1万年の美の鼓動」をみてきました!!

縄文展 上野

東京国立博物館の縄文展、会場の様子は?

2018年9月2日に終了してしまう「縄文ー1万年の美の鼓動」。8月30日には来場者30万人を突破したとのことで、私が訪れた日も非常に混雑してました!!

上野公園自体も、夏休みだからか?平日なのになかなかの混雑っぷりでしたが。
上野公園

縄文ー1万年の美の鼓動」の会場内もかなりの混雑…。

展示物の周りには常に人だかり。人波をかきわけないとスムーズに見られません。涙。

混雑を可能な限り避けるには、事前にコンビニなどでチケット購入して、朝イチで到着するようなスケジュールで行くと良さそうですね。

東京国立博物館の縄文展の感想

縄文ー1万年の美の鼓動」はそんな感じで会場の混雑っぷりのため、すべての展示を観ることができなかったのですが、目当ての展示は気合入れてすべてじっくり観てきましたよ。

縄文時代の土器や工芸品の特徴って、それ使いづらすぎでしょ、っていうくらいの、とんでもなく大胆な装飾。
火焔型土器
画像参照:Wikipedia「火焔型土器」

日本的な美っていうと、禅の世界観に影響された「ミニマル、シンプル、無印良品」みたいなものを想像しがちだけど。

縄文時代の工芸品をみてると全然そんなことないんですよね。

日常の料理などに使う土器。でも「使えればなんでもいいや」ってならずに、「どうせ作るならとことんデザインにこだわってやろう」という気合いが素晴らしい。

民芸運動(日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動)の中心人物だった柳宗悦なども、縄文時代の土器や土偶を高く評価しコレクションしてたのだとか。

そして、一番みたかった国宝土偶たち!!

縄文のビーナス↓もいましたよ。
縄文のビーナス
画像参照:信州ミュージアムガイド

土偶といえばこの子でしょうか。

遮光器土偶
画像参照:Wikipedia遮光器土偶
イヌイットの人々が使っていたゴーグル「遮光器」をつけたような目から遮光器土偶と呼ばれる造形の土偶。

宇宙人のような見た目がかわいいんですよね。

土偶は妊婦を模したもの、なんて言われるけど。この遮光器土偶だけは都市伝説でもあるように、本当に宇宙人の姿をみて作ったんじゃないかと思ってしまう。

女性のカラダから子どもが生まれて来る神秘を、こういった土偶の造形に表した縄文人のセンス、素晴らしすぎる。

岡本太郎が東京国立博物館で目にし、雑誌『みづゑ』に「縄文土器論」を発表したきっかけとなった深鉢形土器につける把手。
土偶 岡本太郎
この子は写真撮影OKでした。

縄文ー1万年の美の鼓動」は、グッズもかわいくて充実しているのですが、グッズ売り場が激混みでなかなかじっくり見られず…。

縄文ー1万年の美の鼓動」のグッズの詳細は公式インスタグラム↓にアップされてますよー。

私はガチャガチャで土偶缶バッジとピンパッジをゲット。
縄文展 ガチャガチャ

ほんとは遮光器土偶ちゃんの缶バッジがほしかったんだけど。。。
遮光器土偶

縄文時代のプリミティブでチカラ強い表現と、かなりスピリチュアルな宇宙観にハマりそうです。

臨月に土偶のような腹を愛しく思う日々。縄文時代の人は“わかってた”のです!

土偶

2018年7月3日〜9月2日まで東京国立博物館で開催されている「縄文展」。

この展覧会に合わせて、NHKの歴史秘話ヒストリアという番組で「縄文1万年の美と祈り」というテーマを取り上げていました。

土偶は妊娠した女性を像にしたもので、土偶のおなかにあるのは、妊娠すると腹部にあらわれる「正中線」なのだとか。

さらに土偶は、「死と再生の象徴」であり「女性性の象徴」でもあるを見上げてるとか。
土偶
画像参照:北海道Likers

もう縄文人はすでに“わかっていた”んだな、と思わざるを得ないポイントが満載でした。

太古の昔は、生命を生み出すことのできる女性のほうが崇められていたんですよね。

ところが、女性がリスペクトされる風潮のなかでイジケだした男性が「天皇制」を編み出し、次第に男性優位の社会を築いていったと、どっかで読んだ気がする。

天皇制の支配が及ばなかった沖縄では、今でも女性しか立ち入れない御嶽(うたき)という祈りの場が点在してるね!

参照:「母が神となる久高島の祈りのかたち・沖縄旅その4

生まれてきたら土偶腹ロスを感じるかもしれない。

さて。話を本題に戻しましょう。

臨月を迎えた私のおなかも、正中線が表れ丸く大きくなって、まさに土偶状態です。

土偶 正中線
画像参照:茅野市尖石縄文考古館
はやくスッキリしたおなかを取り戻したいような。

でも、この9ヶ月くらいのあいだ24時間ずーっと一緒にいた生命体が出てきてしまうのかと思うと、なんだか寂しさも感じはじめる。

土偶感満載の丸いおなかにも愛着がわき始めた。

生まれてきたら、「土偶腹ロス」とも呼べるような喪失感を感じるかもしれない。

残り少ない土偶期を精一杯楽しんでおこうと思います。